SIXCORE終了後に乗り換え候補となるサーバ選び・比較

もう5年以上は使い続けているサーバ『Sixcore(シックスコア)』が終了するというメールが届きました。同じサーバ会社が運営する『XsererBusiness(エックスサーバ―ビジネス)』と統合されるとの内容です。

シックスコアでは2009年よりレンタルサーバーサービスを提供しておりましたが、
当サービスの申し込み状況・利用状況を鑑み、
2020年9月15日(火)正午をもちましてサービスの新規受付を終了することといたしました。

弊社はシックスコアのほか、法人向けレンタルサーバー『エックスサーバービジネス』を運営しております。
「エックスサーバービジネス」は法人・企業様のニーズに特化したレンタルサーバーサービスで、
「無料設定代行サービス」や、充実のセキュリティ対策機能など、
法人・企業様のサイト運営に必要かつ便利な機能を標準で備えています。
法人向けのレンタルサーバーサービスをご検討中のお客様は、『エックスサーバービジネス』をぜひご利用ください。

実はこの連絡が無くても、当社はいくつかの理由でSixcore→別のサーバへ移行する予定でした。そのため少し前から別のサービスを検討していました。この記事は実際に当社が検討したサーバサービス、選ぶためのポイントなどの記録です。もしSixcoreからの移転先をお探しなら一つの参考にしてみてください。

Sixcore後の移行先・結論

結論から言いますと、50件ほどのサーバを見比べ熟慮した結果、当社はGMO社の運営する『ConoHaWing(コノハウイング)』に移行することにしました。

その理由と検討内容はこのようなものです。

移転候補のサーバをピックアップし絞り込んだ流れ

サーバを提供する事業者は日本だけでも数百以上はあるでしょう。ただ、事業に使うなら最低限クリアしていてほしい条件はあります。

それを踏まえて、50件ピックアップしていくつかの条件で絞り込み、7件としたところで本格的に比較していきます。

50→7件に絞り込んだ結果は下記のとおりです。

  1. XServer
  2. Xserverビジネス
  3. ConoHaWing
  4. さくらのレンタルサーバ
  5. ロリポップハイスピードプラン
  6. mixhost
  7. CPI

 

サーバ選定と比較作業

今回、当社はこのような基準・順序でサーバを絞り込んでいきました。サーバには無数の比較項目があり、価格やスペックのように単純比較できない項目も多くあります。何を優先するかは自社が求めるものを勘案して決定しましょう。当社の場合は次の5つでした。

サーバ選びの優先順位と項目

1.安定性 営利目的の事業であるなら、規模にかかわらず顧客が見た時に遅い・見られないということは避けたいはず。安定性は最優先です。安すぎるプランしかないサーバ・設立したての企業は除外すると候補サーバは50件→20件ほどになりました。

2.知名度 サービス自体が知られていると、わからないことがあったときも調べやすいですし解決までの時間が短くなれば他のことにリソースを使えます。聞いたことのないサービス名や事業社は除外することで、20件から上記の7件になりました。

3.価格 ある程度の価格は投資としていたしかた無いですが、あまり高すぎるのも考え物。サーバは数年以上は使うことになるので月額5000円違うと5年で30万の差がでます。その価格差に見合う価値がなければ、安いサービスで十分。小規模の事業であれば、¥1000~¥6000円ほど見ておくと特に不便なく使えます。この点はCPIとXserverビジネスがやや高めですがどちらも許容範囲です。

4.MySQLの数 『MySQL』とはWEBサイトのデータを入れるデータベースの一つです。『WordPress』というデファクトスタンダードなブログシステムで使われるので、この数=ブログの上限という認識でほぼあっています。上記7つのうち『CPI』だけは上限が5個と少なめ。サービスや商品ごとにWordpressでサイトを作るとなると、すぐに行き詰まることが予想されます。

5.サブドメイン&無料SSLの取り扱い これはどういうことかと言うと、まずサブドメインとはURLがhttps://blog.company.comだとすると「blog」部分のことです。サブドメインを変えてブログやサイトを作ることで、同一事業で異なるサービスを展開するときに便利になります。ドメイン費用の節約やURLに関連性を持たせられるなどのメリットがあるためです。このサブドメインに対して無料でSSLを充てることができるかどうかが割と重要です。不可能なら有料SSLを検討しなければならないからです。SSL無しでのサイト運用は2020年ではありえないと思ってください。この点も今回の選定ポイントでした。

「1.安定性」によって20件ほどピックアップして、「2.知名度」で6件に絞り込み、「3.価格」を考慮に入れたうえで「4.MySQLの数」でCPIを除外。「5.サブドメイン&無料SSLの取り扱い」で残ったのがこれら

の4つでした。

支持されるサーバには理由があるもの

これら4つのサーバは、ユーザーが多く利用者の評価も高いものばかりです。価格・機能・知名度(=安定性)バランスよく、どれを選んでもハズレはありません。

ここから絞り込むのは好みが多分に入ってきますが、さくらのレンタルサーバはトライアルで試したところWordPressの動作が他と比べてやや遅かったため除外。

Xserverはバックアップからの復帰に費用がかかることから、今回は除外。ただ利用者も超が付くほど多くて情報が出回っているので全然アリな選択だと思います。老舗の安心感・安定感も捨てがたいサービスです。

Xserverビジネスは、企業向けのXserverと言えるポジションにありますが、機能に比べて費用が高めだったのでこれも今回は除外しました。Xserverビジネス特有のメリットとしては、最安プランでも設定が月3回代行してもらえたり、9000円/年かかるSSLが無料で使える、といった点にあります。そこに魅力を感じるならこれもアリです。Sixcoreから自動移行されて楽できるのもXserverビジネスだけです。

というわけで、最後は消去法で残ったConohaWingに移行することにしました。比較した他のサーバに比べて劣る点は特になく、あえてデメリットといえるのはイメージキャラが可愛らしくて事業にそぐわないかもしれない、といったことぐらいです。それ以外は十分すぎるほど充実しています。小規模事業であれば十分なサーバスペック・拡張性・MySQL数、長期契約なら月額1000円を切る低価格、使い易い管理画面と隙が無い感じです。ついでに言うとスマホアプリでサーバ状況を常に監視できるようです。

小規模事業者としてのサーバ選びの所管

結局はサーバに何を求めているのか、がすべてです。安さなのか安定性なのか機能なのか。

もし今までSixcoreに不満が無かったのであれば、そのままXserverビジネスに自動移行するのもありでしょう。一番手間が少ない選択です。ただ、すべての事業社にとってXserverビジネスが最良の選択肢というわけでもないはず。

コロナ過の中、オンライン化は一層進んでいくことが確実になっています。今回のSixcoreのサービス終了・統合を良い機会と捉えて、会社の顔となるWEBサイトを置くサーバを検討しなおしてみるのもよいかと思います。

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