FileMakerで「” ”」というダブルクォーテーションを付けずにCSV形式でエクスポートする方法の備忘録です。
CSVでのデータのやり取りでは、細かな仕様の違いがエラーを生むこともあります。フィールドを” ”で囲うというのもそのひとつ。
FileMakerでCSV形式でエクスポートするとすべてのフィールドが””で囲まれるため、受け手側プログラムが対応しておらずエラーになる場合は何らかの方法で””を除外する必要があります。
方法1 計算フィールドで連結しTab形式でエクスポート
もっともシンプルで簡単な方法です。tab形式エクスポートならフィールドは” ”ダブルクォーテーションで囲まれず、フィールド間の区切りがコンマではなくtabになります。そのため、1つのフィールドだけにしてエクスポートすればよいというのがこの方法。
計算フィールドを一つ作り、エクスポート対象のフィールドをコンマ( , )で連結。
書き出しは.tab拡張子で行う。
方法2 XML
検証中
XMLでもできるがあまり機会が無く試せていません。機会があれば検証して追記します。
方法3 バッチファイル
一旦CSVで書き出してから””を削除するバッチファイルを組むことでも対応できます。コマンドから起動できるフリーソフトならFilemakerからスムーズに処理を継続できます。。
しかし難点もあります。外部プログラムに処理を引き渡してしまうと、その完了をFileMakerから確認できないことです。この点をどうするか、もしくはそれでも問題がないのであればバッチファイルは有効な手段です。
方法4 プラグインを使用する
MonkeyBreadSoftware社のプラグインを使うと、ダブルクオーテーション無しで出力可能です。使用するコマンドは「FMSQLCSV」。下記リンク先を参照してください。